栗東市 地域集い場づくり担い手育成講座 始まりました!

栗東市からの委託事業として、「地域集い場づくり担い手育成講座(全5回)」が始まりました。

受講生は、栗東市100歳大学卒業生が対象で、今回の講座には19名の方が受講されます。

5回の講座を通じて、社会参加の場としての「集いの場」の意義を理解するとともに、集いの場を作っていくための具体的な準備や方法を学んだり、養成講座の参加において新たにできたネットワークを活かしたりして、身近な地域で集い場を創出できる人を育成することを目的にしています。

 

初日は、街かどケア滋賀ネット谷理事長が「いま地域に求められていること」をテーマに講座の概要・目的を説明した後、アスピラシオン辻代表の進行で、守山市でNPO法人「宅老所心」を運営されている村田美穂子理事長から「住民主体とは、他人事ではなく我が事としての地域づくり」のテーマの講義を行い、「地域資源について考える」ワークショップに取り組みました。

 

 

ワークショップは、小学校区単位を中心にした4人から5人のグループで行いました。自分たちの住んでいる街にある、資源をピックアップして、地域について考える時間となりました。気軽に集まる場所がある地域・ない地域、100歳体操などの健康づくりの活動、趣味のサークル、ボランティアの取り組み、地域自治会、バスや福祉タクシー等の移動手段、スーパーやコンビニなど暮らしにかかわる地域資源を見つける議論の中で、地域の問題について深めていくことができました。

 

最後には、各グループから発表していただき、同じ栗東市内でも地域ごとでずいぶん違いがあることがわかりました。また、地域を暮らしやすくするための取り組みには、行政や福祉法人・NPOなどの団体の関わり・支援とともに、住民自身が取り組む(自助・共助)が大事だということ、そして、何より、それを進める地域のリーダーの育成が重要だということが確認できました。

 

 

2回では、地域サロンを運営されている「サロン・ドウ・西浦」の視察を行う予定です。

5回の講座を通じて、受講生自身が地域のリーダーになって集いの場づくりや地域ボランティアの活動の先頭に立っていかれることを期待したいと思います。(事務局・白井)

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